ワインは一般教養
今回は、ワインの話。
あなたは普段ワインを飲みますか?
飲まない方も多いかと思いますが、よく飲む方でも、ワインのことについて詳しく話してくださいと言われると、さすがに自信ないなぁとなるかもしれません。
ワインの知識、マナー、経験値をつけておくことは、もしかしたら多くの日本人が思っているよりも、ビジネスシーンや日常において大きなメリットを享受できると確信しています。
あのゴールドマン・サックスでは社内でワイン研修があるというぐらい。
ここ10年ほどでカジュアルなワインを扱う飲食店も一気に増えてきたので、ワインに身近にはなってきたかもしれませんが、まだまだ馴染みのない人が多かったり、敬遠しがちな人は多いんです。
だからこそ!
教養としてワインを身につけておくことは、ビジネスやプライベートで頭一つ抜け出すことのできる可能性を十分に秘めています。
詳しくはこちらを読んでいただければなと思います。
極々簡単に解説していきます。
ビギネスマナー
乾杯の時グラスを合わせいいのか?
これは、どちらでもOKです。
ただし、高級店になればなるほどグラスが薄くなったりするので、合わせるときは優しく。
グラス持つ場所はステムと呼ばれる脚の部分を持って、飲み口が汚れたらナプキンなどで拭きましょう。
香りを楽しむ=マナー
香りを楽しむことは、美味しく飲む方法であると同時にマナーでもあります。
スワリング(回すこと)しながら香りを楽しむ余裕も持ちましょう。
テイスティング=品質チェック
ワインをボトルで注文すると「テイスティングはいかがなさいますか?」と聞かれます。
わからない場合はソムリエにお任せしちゃったり、「結構です」でいいかとは思いますが、ホスト側であればテイスティングはできるようにしておいた方がいいです。
テイスティングを直訳すると“味見”なんですが、口に合う合わないをチェックする場ではありません。このタイミングで口に合わないという理由で違うものを注文することはできません。
目的はあくまでも品質チェックです。
コルクを使ったワインにはブショネと呼ばれる劣化があります。
ブショネは、コルク由来のTCA(トリクロロアニゾール)という物質が引き起こすワインの劣化現象で、程度は異なりますがカビ臭や段ボールの匂いなどがあり、100本に3〜8本は存在するとも言われます。
また、ブショネではなくても熱や紫外線などによる劣化もあります。
テイスティングの仕方
- 見る 濁りがないか、色はおかしくないか
- 回す 粘度を見てアルコール度数を確認したり、香りを立てたり
- 嗅ぐ 変な香りしないか、これは経験が必要かも
- 飲む 吐き出しても大丈夫ですが、異常がなければ飲み込んでください
ボトルの形
ボルドー型=いかり肩
ブルゴーニュ型=なで肩
ラベル
- ワイン名
- 原産地呼称AOC
- 原産国
- 生産者
- 瓶詰め業者
- ぶどうの採取年
- アルコール度数
- 容量
これらが書いてあります。
国、地域によっては書いていないものがあったり、品種が書いてあったりします。
かなりざっと説明してきましたが、まずは安いものでも飲んでみて美味しいと思ったらそれはあなたにとって美味しいワインだし、高くても美味しいと感じなければそれはあなたにとっては美味しくないワインなのです。
自分の感想に素直になるのが一番です。
この記事をきっかけにワインに興味を持っていただけたら幸いです。
ではまた!