さすがに小手先では本当に美味いものは作れないよね
以前の記事で
美味しい料理は存在しない
美味しく感じてもらえる料理が存在するだけ
と述べてしまっているので
小手先でなければ美味いものは作れるとなるので
タイトルだけ見るとやや矛盾した意味合いになっていることは承知しておきながらこの記事を進めていきます。
もちろんたまたまであったり、極々少数の天才はそんなこと御構い無しに美味しいものっていうのは作れちゃうんだけど。
ただ、そんなに経験がなくても結構簡単に格段にレベルアップできる方法はいくつかあります。
それは素材にこだわることです。
詳しい内容は以前の記事で書きました。
特に調味料をこだわると料理は美味しくなると思っています。
最近、知り合いの方が月に1〜2回のペースで飲食店を間借りして占いスナックを開いているんですが、そこをよく手伝わさせていただいています。
占いスナックというとなんかちょっとよくわかりにくいと思いますが、
美味しい料理が出てきて、ナチュラルワインを飲みながら、ママに占ってもらえるというスタイルのかなり楽しいお店です。
そこのお店の料理は、無農薬やオーガニックの野菜や肉などを、オーガニックの塩やガルム、オリーブオイルなどを使っています。
いい食材をいい調味料で調理する。
シンプルですが特に技術がなくても美味しいものができてしまう。
これって結構最強です。
居酒屋で言えば、10年以上炉端焼き業態に携わってきましたが、この法則にかなり合致します。
西新宿でかなり売っている炉端焼きのお店も、食材と調味料にとことんこだわっているからこそ、わざわざ行く価値のあるお店になっていると思います。
炉端焼きは、いい食材の力を炭火を使ってより引き出し、美味しい塩や醤油で味付けをするっていう業態です。
極めればもちろん奥は深いのですが、そういった意味でもかなり魅力的な業態かもしれません。
タイトルの内容からは少し話が逸れましたが、
結論として、
もちろん小手先では美味しいものは作れません。
一流店で圧倒的な経験を積むか、美味しいとは何かを深い深いところで追求し続けるか、その両方をやるか。が美味しい料理を作ります。
そんなに時間ないよって人はとことん素材にこだわってみてはいかがでしょうか。
ではまた!